2021/06/01 15:46
コーヒーは①コーヒーノキを栽培し、②収穫、③生豆にするための精製(生産処理)、④消費地へ輸出、商社を経て⑤焙煎所で焙煎され⑥消費者の一番近い場所でお湯を注ぎ抽出されて一杯のコーヒー☕️が完成します。
たくさんの工程があってその全てでコーヒーの味を作っているんです。
今回は精製(生産処理)にスポットを当ててご購入時の選ぶ基準になるように書いてみました。
たくさんの精製方法がありますので今回は『ウォッシュト』の説明です
ウォッシュト=水洗式
水を使って生産処理されるんです。
チェリーを水槽に入れ、水に浮くゴミや未成熟な果実などを水の浮力を使って取り除きパルパーと呼ばれる果実除去機をつかって果肉を取り除きます。
取り除かれたものはパーチメント(内果皮)の状態になります。
このパーチメントにはミューシレージという果肉の残りのようなぬめりが付着しています。
その後の工程は以下の通り
パーチメントになったものを水槽に送る
↓
水槽で自然発酵させる
↓
ミューシレージを分解させる
↓
パーチメントを洗う
です。
とても長い工程がありますね🤗
長い工程のため精製精度が高い!
その反面、時間ががかかる事と水が必要になる。
川のような水源がない場所ではできない。
消費者としての視点としては風味が肝心ですよね。
ウォッシュトで精製された豆は
クリーンでバランスの良い風味になります。
とても爽やかそうな味わいですね!
当店でもウォッシュトの豆を取り扱っております。
ぜひお買い求め下さい。