2021/05/30 14:18
コーヒーは①コーヒーノキを栽培し、②収穫、③生豆にするための精製(生産処理)、④消費地へ輸出、商社を経て⑤焙煎所で焙煎され⑥消費者の一番近い場所でお湯を注ぎ抽出されて一杯のコーヒー☕️が完成します。
たくさんの工程があってその全てでコーヒーの味を作っているんです。
今回は精製(生産処理)にスポットを当ててご購入時の選ぶ基準になるように書いてみました。
たくさんの精製方法がありますので今回は『ナチュラル』の説明です。
ナチュラル
収穫後のコーヒーチェリー(コーヒーの実)をビニールシートかコンクリートの上に広げて乾燥します。
こうする事で果肉やパーチメント(内果皮)などを取り除きあわせてコーヒーチェリーの水分量も10%から12%ほどにします。
工程が簡単で精製所(ミル)が不要である事がメリットですが乾燥日数に時間がかかる事や乾燥にムラができやすいデメリットもあります。
消費者が気になる風味はというと、コク、複雑な香味があり、深い焙煎をしても個性が失われにくく濃厚な味わいを出せます。
当店では商品説明のトレーサビリティに『生産処理』を記載しておりますので参考になるかと思います。
コーヒー豆のご購入の参考にして頂ければ幸いです。